須山 亮

編成制作局編成制作ビジネス部
プロフィール
高校時代に自分が出場していたサッカーの試合が中継された経験からテレビの影響力を実感。テレビ局を志望し、2017年にBS朝日入社。スポーツ部門、テレビ朝日出向、SDGs推進室などを経て現職。
番組を統括するプロデューサーとは
今『あなたの知らない京都旅』『そこに山があるから』『家呑み華大』という3番組のプロデューサーをやらせてもらっています。プロデューサーの仕事は多岐にわたるので説明が難しい面もありますが、番組全体の統括がおもな業務となります。すべての番組のロケに同行するわけではありませんが、企画の良し悪しの判断をはじめ、番組の最終判断をする責任者という役割です。
テレビ朝日の制作部門に出向していたときは、地上波ゴールデンタイムのさまざまな収録現場を経験させていただき、そのことが今につながっているように思います。
BSならではの魅力ある番組作り
私が入社した頃、BSといえば演歌や紀行番組のイメージが強かったです。ところが、ここ最近は地上波と変わらない出演者を迎えて番組を作る機会も増え、BSの番組がネットニュースで取り上げてもらう機会も増えています。これからもBSならではの魅力ある番組を作っていきたいですね。
これまでで印象深い出来事をあげるなら、レギュラー番組の『そこに山があるから』で視聴者の方と触れ合う公開収録イベントを開催できたことです。番組ファンの方にたくさん集まっていただき、その光景を直接目にすることで自分の担当番組が多くの方に愛されているのだと実感したときはうれしかったです。
もう一つは、山形の『赤川花火大会』の中継を任されたときですね。演出、出演者の手配、予算管理など仕事は多岐にわたりましたが、自分の手で番組を作り上げることができ自信になりました。花火中継はBS各局で放送されていますが「BS朝日の中継がよかった」などSNSの書き込みが多く、達成感がありました。視聴者の声が届く瞬間は何ものにも代えられません。

1日のスケジュール

9:45
出勤
メールチェックなど
10:00
デスクワーク
みなさんが出社してきたので会話、社内でコミュニケーションを取ります。
11:00
番組ナレ撮り
外部の編集所で担当番組のナレーション撮り。ナレ撮りのあとにMA(音声編集)、最終チェックまで立ち会います。ナレ撮りは週2~3回あり、編集所は3カ所あります。
13:30
昼食
編集所の近くで食事をする場所を探します。食事後そのままオンラインミーティングすることも。
15:00
番組プレビュー
今後の放送分の内容をチェックします。
17:00
帰社
外出で見られていなかったメールをチェックし、仕事を終わらせます。
18:00
退勤
子どもが生まれたばかりなので、早めに帰宅し、終わらなかった分は在宅で対応します。

就活生へのメッセージ

逆に私が学生のみなさんに「今のテレビを見てどう思いますか?」と質問したいですね。就活生のみなさんの率直な意見を聞いてみたいです。
BS朝日は若手でも責任を持って仕事を任せてもらえる環境があり、私も入社1年目から明確にやるべき仕事を示してもらえたのは、うれしかったですね。もちろんプレッシャーも感じましたが、先輩のフォローはあります。そうした環境が合う人にとっては、やりがいが持てる職場ではないでしょうか。